2016年9月2日金曜日

【モデル紹介】デストロイヤー【ウォーマシン】

白十字付きデストロイヤー
  モジャさんに各種説明は色々とまかせて、今回も紹介していくぞ!

名前 : Destroyer(デストロイヤー)
所属 : KHADOR
分類 : KHEAVY WARJACK
タイプ : 遠近

攻撃力 : いたい!
防御力 : カチカチ
回避力 : ほぼない
移動 : とろい 
体力 : いっぱい
コスト : ややかかる。  

「光と闇が両方そなわり最強に見える」 ――流浪のナイト

【使用感想】
 ジャガーノートに榴弾砲付けたら最強じゃね?
 と、設計局の誰かが思ったのか、ウォーキャスターが要望したのか、それとも現地改修の果てなのか。
 とにかく、このデストロイヤーの砲撃はなかなかに強い! まずかなりの長距離から射撃が出来るので先手が取りやすい。
 ダメージも高く、さらにAOE(範囲攻撃)が付いてるので、ユニットの掃討にも活躍してくれます。
 それでいて、もう片方のアックスも普通に強いので近寄って殴っても活躍します。
 またアックスで敵ウォージャックにクリティカルヒットさせた場合、相手のパーツを破壊したりと地味に嬉しい要素もあります。
 唯一の弱点は、砲撃の命中率がやや低いことでしょうか。ヘビーウォージャック相手ならあんまり問題は無いのですが。
 ユニットやソロそしてウォーキャスター相手だと、ブーストしないと少し厳しい。
 素のステータスは、ジャガーノートと同じなので、ダメージ計算が多少楽ってのもいいですね。
 
 撃って良し、殴って良し! そんなヘビーウォージャックです。

以下、怪文章

 ジャガーノート君は、今日も元気いっぱい! 
 西に宗教キチのメノスが現れば、アイスアックスで頭をカチ割り。
 東に金の亡者マーセナリーが現れたら拳で粉砕しながら、ウォーキャスターさんと一緒に戦場を楽しく駆け回っていました。
 しかしそんなジャガーノート君にも悩みはありました、どんなに頑張っても5回しか敵を殴ることができないのです。
 これでは敵のウォージャックを一瞬でスクラップにすることが出来ても、ユニットのようなちまちまとした敵を一体ずつミンチにする作業は非常に手間だったのです。
 今日もまたジャガーノート君は溜息をつきながら、豚のような悲鳴を上げるユニットを一体ずつ刈っていました。
「あーあ、めんどくさいなぁ、何かまとめて倒す方法はないかなぁ」
 そんな様子を不憫に思ったのでしょう、ウォーキャスターさんは知り合いの兵器設計局員に相談をしました。
 そして、そんな面白そうな話を設計局の主任が野放しにするはずがなかったのです。

――

 ХАДОР WАРЯЦК設計局の主任は考えました。
 ジャガーノートが接近戦最強であることは、これまでの戦果からして決定的に明らかであり。
 これに遠距離攻撃……即ち砲撃が加われば接近と遠距離が合わさって、無敵に見えると……。
 設計主任は、さっそくジャガーノートの片腕を大型榴弾砲へと換装をしました。
 懸念されていた重量増加もなく、まさにジャガーノートに砲が付いた素敵なウォージャックが完成いたしました。
 そんな革命的改良に、ウォーキャスター達は大感激、もうゴミ粒のような敵ユニットやソロをスペルや銃で潰す作業はしなくていいのです。
 少々命中率は良くありませんが、周囲へのダメージもあるので問題はなく、また有効射程距離が長いのでまず先手が打てて大満足。
 さっそく主任は、この新型ウォージャックを生産ラインに乗せようと、お偉いさんの前にルンルンと報告しにいきました。
 この革命的改修に、同志達は大喜び 、しかし一部の自分の利益しか顧みず独占的な権力を誇示する唾棄すべき資本主義の犬どもが「量産するには少し高い」「こんなものより野砲を作った方がマシだ」「兵士に突撃させたほうが安上がりだ」と全く理解を示さず。
 仕方がないので主任は、試作品の一機を知り合いのウォーキャスターへ貸し出し、現地評価試験を行ったのです。
 そうして数日様々な課題をクリアして、とうとう敵兵達の前に新型ウォージャックは、姿を現しました。
「う、うわぁぁあジャガーノートだぁああああ!!!」
 敵のユニットは、もうすでに半狂乱です。しかし健気にも敵隊長が兵士を何とかまとめ向かってくるではありませんか。
「ジャガーノートは、足が遅い……こちらから仕掛ければ勝機はある」
「撤退して態勢を立て直しましょう、仲間の援護を待つべきです!!」
「敵は勝利かヴァルハラか選ばしてくれるらしい、諸君仕事の時間だ!」
 そう言って彼らは脆弱な武器を握りしめて、物陰から飛び出してきました。その時。
 
 BAKOOM!!

 突如地面が爆ぜ、そこに居た兵士共々木っ端微塵に吹き飛ばしたのです。直撃を免れた兵も爆風を受け半死半生といったていでした。
 地面を這って逃げようとする者、命乞いをする者も居ましたが、みな最後に見た光景は巨大な斧を振りかぶる破壊者(デストロイヤー)の姿でした。
 こうしてジャガーノート君は、デストロイヤーとしての産声を上げたのです。
 

なおこの文章は全くの捏造です。

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