2016年8月30日火曜日

あなたの隣のウォーキャスター ~第1回 Warmachine世界の基礎知識~

皆さんはスチームパンクは好きですか、私は好きです。
蒸気!ロボ!魔法!そんな世界で遊べるミニチュアゲームそれがWarmachineなのです!

さてそんなWarmachineですがミニチュアゲームの中では結構メジャーなタイトルなのです。しかしその魅力はよく挙げられるゲームバランスの良さや処理の軽さ、充実のスタートセットなどだけではありません、つくりこまれた背景世界もまた、このゲームの魅力であると言えるでしょう!ただしこの背景設定、日本語で読める環境があまり存在しておらず、よく知られていないのではないかと考えまして、このような紹介記事を書いていけたらよいかなーと思った次第です。

・基本的な世界観
Warnachineの主な舞台になっているのはイモーレン大陸の西部、アイアンキングダムズと呼ばれる国家群です。世界観としては剣と魔法、それに蒸気と火薬を添えてといった感じでスチームパンクと呼ばれるジャンルの作品とよく似た世界観をしています。日本でスチームパンクとなると屍者の帝国やサクラ大戦、最近だと鋼鉄のカバネリ!海外だとディファレンスエンジンやアレクシア女史シリーズなどがあげられるでしょうか。いずれも蒸気機関が発達した産業革命時代前後を舞台としているものですがWarmachineのような異世界を舞台としたものは珍しいかもしれません。Warmachine世界も蒸気機関の発達した産業革命前夜といった世界がベースになっています、しかしそこにゴブリン的種族のゴバーやドワーフ的種族のルーリック、そして強力な力をもった魔法使いたちといった私達のよく知るファンタジー世界が加わり、近世~近代との融合によってとても魅力的で目新しい世界を生み出しています。(この記事タイトルにピンときた方向けにはラヴニカとカデラシュを混ぜた世界観でほぼ説明できそうな気がしますね!)

プレイヤーはそんなWarmachine世界に存在する勢力のアーミーを率い、戦うことになります。アーミーを構成するモデルたちの主要な4つの分類を紹介します。

・ウォーキャスター
Warmachineの主役!それがウォーキャスターと言っていいでしょう!彼らは戦場で戦う魔術師であり、また戦士や兵士でもあります。蒸気機関と魔法技術を合わせた一種のパワードスーツであるウォーキャスターアーマーをまとったウォーキャスターは常人ではかなわない力を振るうだけでなく後述する蒸気仕掛けのロボット、ウォージャックを操り、一人で戦線を支える力を見せます。ウォーキャスターの多くは、各勢力の中で将軍や指導者として力を振るっています、彼らはウォージャックを操り、軍を率いる英雄なのです。設定的にも非常に熱い存在であり、ウォーキャスター達は個別の設定を持っていて、Warmachineの世界の中でも大きな位置を占めていくことになります。Warmachineではそんな彼らの中から一体のウォーキャスターを選び戦うことになります。

・ウォージャック
アイアンキングダムズには蒸気を動力とするロボット、スチームジャックが普及しています。スチームジャックはコーテックスと呼ばれる一種の人工知能を持ち、命令を聞くことで様々な仕事をこなすことが出来ます、アイアンキングダムの港では多くのスチームジャックが荷卸しに動く姿を目にすることが出来るでしょう。パトレイバーのレイバーのような存在ですね。そしてそんなスチームジャックのなかでも技術の粋を集めた軍用の機体、それがウォージャックです。彼らウォージャックは大砲などの重火器や巨人の持つような近接武器を持ち、戦場で恐ろしい力を振るいます。特に、ウォーキャスターはジャックの持つコーテックスに魔術的力により直接働きかけることが出来、ウォージャックをさらに強力な戦力にすることが出来ます。ウォーキャスターがウォージャックを伴わずに戦場に姿を現すことは稀で、一部のウォーキャスターは自分専用のカスタム機体を持っています。

・ユニット
いつの時代、いくら強力な兵器があっても、いかな英雄がいても、戦場を支える背骨となるのは歩兵です。そんな歩兵などの兵士たちもまたWarmachineには存在しています。ユニットは一般の歩兵や、騎兵をあらわし多くが銃で武装していますが、中には刀剣をもった剣士なども存在しています。兵士たちの時代背景は装備品は近代といった感じで、ライフル銃が普及する一方で近接武器も存在する世界観になっています、銃撃を耐えきる手段として蒸気で動く鎧や電気で動く鎧が存在する故の混在かもしれませんね。銃と剣が同時に存在し、有効な手段となっているという意味では近世的かもしれません。

・ソロ
ウォーキャスターではない魔法使いや、剣士、見習いウォーキャスターといったキャラクターたちがこの分類に入ります。特殊な技能を持ったスペシャリストといった感じで様々な種類の彼らをアーミーに迎えることが出来ます。設定的にはフリーの剣士や冒険家、ウォーキャスターでない指揮官やスナイパーなどがここにあたり、ウォーキャスターのように個別の設定をもったキャラクターも多いです。物語にも頻繁に絡んでくるため、彼らの解説もいずれしていきたいと思います。ウォーキャスターに負けず劣らず濃いキャラクターがそろっています。

これら4つの分類のモデルから選択して自分だけのアーミーをくみ上げて戦うのがWarmachineです。魔術師に率いられた蒸気ロボや塹壕、剣豪が闊歩するWarmachineの世界を是非楽しんでみてください。なんだか乱雑に書き連ねた感じになりました、次回はウォーマシンの勢力を紹介していきたいと思います。個別のウォーキャスターを紹介するという目標にはいつたどり着けるのか!


2016年8月28日日曜日

【モデル紹介】コマンダー・ソーシャ【ウォーマシン】


名前 : Kommander Sorscha(コマンダー ソーシャ)
所属 : KHADOR
分類 : Warcaster

攻撃力 : ふつう
防御力 : あんまない
回避力 : 結構はやい
移動 : 早い
体力 : ある
Focus : 普通
WJ : グット

「カン違いしないでね? お願いじゃないの、命令」 ――上申しにきた部下への激励

【使用感想】
 美人で綺麗なお姉さんは好きですか? 私は好きです。
 もうそれだけで選択肢の一つになり得るのですが、前のバトルグループセットでは、このソーシャさんが入っていまして。
 一度は使ったことがあるウォーキャスターなのではないでしょーか。(ということはKHADOR使いはみんなソーシャ先生の生徒!!)

 そんなソーシャさんは、攻守のバランスが取れたウォーキャスターだと思います。
 相手の移動をAOEで阻害したり、低マナコストで自分自身もう一度動けるようになったり、ウォージャックにパスファインダーつけて移動力上げたりと。
 なんやかんで便利なスペルがてんこ盛りなのです。それでいてソーシャの攻撃力も決して低いわけではなくアウトレンジから射撃したり、クリティカルさせたらステイショナリィしたりと。
 美人で綺麗で、そのうえ強いお姉さんなのです。
 さて、そんなソーシャさんのフィート(必殺技みたいなもの)は、「ICY GAZE」と言いまして最高にヤバい!!!
 ソーシャさんの視線が通っていてコントロールエリア内であれば。敵モデルは全員ステイショナリィ(移動も攻撃もできない)……つまり凍らせることが出来るのです。(氷耐性さえなければ)
 後は、美味しく敵を美味しくムシャムシャすれば勝利という、相手からすれば台バン必須物なフィートであります。

 ただ手慣れた相手は、フィートを警戒して露骨に距離をとってきますし、障害物に隠れます。
 また、スペルや視線を通すために自然と前線に立つことが多くなるので、位置取りを間違えるとあっというまに倒されしまいます。
 そういった意味では、KHADORを使っていくのにあたって大切なことを学ばしてくれる良いウォーキャスターだと思いました。

2016年8月24日水曜日

【モデル紹介】マノウォー・ショックトルーパー【ウォーマシン】



名前 : Man-O-War Shocktroopers(マノウォー・ショックトルーパー)
所属 : KHADOR
分類 : UNIT
タイプ : 遠近

攻撃力 : それなり
防御力 : かなり固い
回避力 : ほぼない
移動 : 泣きたい 
体力 : ある
コスト : 高め

「俺、この戦いが終わったら結婚するんだ……」 ――マノウォーの一人はそう言った。

【使用感想】
 マノ・ウォーは、現時点でKHADORの最高最強ユニットです。
 如何なる敵勢力が攻めてきても、その盾は一匹たりとも通すことはありません。
 マノ・ウォーは、最高のユニットです。
 コストに見合う、近接・遠距離の攻撃があります。それは脆弱な敵を撃ち滅ぼすでしょう。
 マノ・ウォーは、最強のユニットです。
 移動速度は、プレイヤースキルでカバーできます。距離は常に彼らの味方です。
 マノ・ウォーは、素晴らしいユニットです。
 また、ショックトルーパー以外にもマノ・ウォー系ユニットはあります。どれも素晴らしい性能をしていますが。
 それでもマノウォー・ショックトルーパーの前では、霞んで見えることでしょう。
 マノ・ウォーは、至高のユニットです。
 あり得ないことではありますが。貴方がもし、その性能に不満を感じた場合。お近くの「内務人民委員部」までお知らせください。
 早急に対応させてもらいます。

――

 手持ちのハルバードのリーチが長いのが嬉しい。盾についた砲で砲撃もできたりと、何かと器用だが。こいつの真価はそれ以外にある。
 素でライトウォージャック並の防御力を誇り、盾を並べることによりそこいらのヘビーウォージャックよりも固くなる。
 つまり、いち早く敵を抑え込みに行き、耐えることができるのだ。……できるのだ!
 しかし悲しいかな、マノ・ウォーの移動速度はヘビーウォージャックとどっこいなのである。足並みが揃いやすいと言えば聞こえは良いが。
 その前に相手が攻勢に移ってしまうので、押さえるはずが押し崩されるという。本末転倒な状況になりかねない。
 ただ、それでも突っ込むことが求められ、耐える可能性を持つのがマノウォー・ショックトルーパー。流石エリート集団。
 ちなみに、某ソロを編入すると少しだけ移動速度が向上するよ。入れるしかない。

2016年8月23日火曜日

【モデル紹介】ジャガーノート【ウォーマシン】

デストロイヤーの斧を持つ現地改修ジャガーノート

 独断と偏見で語るウォーマシンのモデル紹介(?)を行いたいと思います。
 自分自身が新規プレイヤーですが、これから新規さんに少しでも参考になったら良いなと思い。ぼちぼち書いていきたいと思います。

 それでは、今回紹介するのは、KHADOR の JUGGERNAUT(ジャガーノート)です。

名前 : JUGGERNAUT(ジャガーノート)
所属 : KHADOR
分類 : KHEAVY WARJACK
タイプ : 近接

攻撃力 : 超いたい
防御力 : カチカチ
回避力 : ほぼない
移動 : とろい 
体力 : いっぱい
コスト : 普通か、やや安い。 

「ジャガーノートで始まり、ジャガーノートで終わるのだ」 ――古代の戦術家はそう言った。

【使用感想】
 近寄る・殴る・相手は死ぬ。を地で行くので、扱い方はかなりシンプル。
 防御力と体力共にピカイチなので、そうそうなことがない限り……まぁ死ぬときは死ぬ。
 移動速度は、遅いがヒーローは遅れてやってくるものなので、問題はないだろう。
 ウォーキャスターによっては、移動速度を上げたりすることができるらしいが、未体験。
 地味に命中率が高いのも嬉しい所。
 あとどのヘビーウォージャックでも大体そうだが、攻撃されたら大体くらう。防御力と体力が友達。


  とにかく素の能力が高い(移動速度を除いて)ので、近寄りたい。できるならチャージして殴りたい。
 しかし移動が遅い、他の勢力が羨ましいぐらい遅い。殴る前に殴られるはもはや日常茶飯事。
 それって単にお前がNooBなだけじゃねぇのか。という意見はごもっともだが、遅いのも事実である。
 よって、それをカバーするために。移動速度アップ系のスペルや能力を持つウォーキャスターなりを入れるか。
 他のモデルに行ってもらい、足止めしてもらっている間に近寄るかである。

次回、そんな素敵な足止め・壁要員を紹介するぞ!!

2016年8月21日日曜日

第2回・金沢ミニチュアゲーム会

 某所某自宅で第二回・金沢ミニチュアゲーム会を行いました。
 金沢ミニチュアゲーム会では、ウォーマシンをメインで遊ばれています。今後他のゲームも遊んでみたいと計画しているしだいであります。

 今回はプレイレポを簡単にまとめたいと思います。

 さてさて、初戦メノス VS ケイドア(私)の25pt戦です。
 相手は、メノスは、ライトウォージャックが多めでバフ系のユニットとソロを従えています。
 方や私は、ヘビー二機、マノウォー三体、ウィンドウメーカーが4人と犬やマンハンターです。
 相手の出方は全くわからないが、装甲と装甲を信じて前に出るスタイル。
 

 お互いにランをしたわけですが、ここで相手のユニットの効果により射撃が完全無効化されてしまいます。
射撃系が多い自分の軍団には辛い、たまらず右の連中を引かせます。
 
















 引かせたものの、相手のウォージャックからチャージアタックを食らい
 何の成果も得ずにデストロイヤーさんを撃破されてしまいます_(:3 」∠)_グェー
















 後はもうなし崩しに、左の勢力は根強く抵抗しましたが。陥落
 ウォーキャスターの全力殴りで敵ウォージャックを屠りましたが、敵のヘビーが残り……
_(:3 」∠)_チーン
 メノスの勝利です。
















二戦目は、メノス VS マーセナリー

ジリジリと近寄る両者
















ガチャーンと火蓋が切られた。
この後、なかなかの泥仕合を展開してから
両者のウォーキャスターの殴り合いで1HP差でマーセナリーの勝利!!


















三戦目は、3人でのフラッグ戦です。
中央のフラッグをキャプチャーして3ポイント獲得したら勝利となります。
















私は、両者に挟まれ二面戦へと突入、なぜ行ったし。
















流石に無理があり、ボロボロと陣形は崩れ。
 




















最後は、ウォーキャスターを残して全滅。殺してもとくに有益ではない。ということで放置される図。






















 といった感じでメノスのウォーキャスターが頭をカチ割にきてゲーム終了。
メノスが勝利いたしました!

_(:3 」∠)_ウェーン